海外水ビジネス研究会

提言報告会


■提言報告会開催について

私たちは、日本の海外水ビジネス(輸出、海外投資)を活性化するための現状認識の共有化や展開方策の具体的検討をおこなうため、2017年4月、どの組織からの制約もない私的な勉強会として2年間の計画で「海外水ビジネス研究会」をスタートさせました。

毎月1回、海外水ビジネスに関心を持つ水の専門家と国際金融分野の経験者が集まり、両分野の幅広い視点から議論を行い、情報の共有化を図り、課題解決方策の検討の糸口を形成することに活動の焦点をあてて検討を重ね2018年6月30日に中間報告会を開催しました。(1年目の活動初年度の成果

また、2年目は体制を強化して研究会を継続するとともに、中間報告会の概要を水道公論誌上で報告し(2018年9月〜12月)、続いて2019年1月以降、同誌上で毎月、海外水ビジネスに関係した金融・経済等の解説・動向シリーズ及びコラム(海外水ビジネスの眼)を連載して参りました。(2年目の活動2年目の成果

この度、昨年度に引き続き東洋大学現代社会総合研究所「地方創生に関するグローバル戦略研究会」のご協力をいただき、2019年7月27日(土)に報告会を開催し、2年間の活動の成果に基づいて提言報告させていただきました。

当研究会は、2018年12月に、一般社団法人水の安全保障戦略機構の行動チームにもなっております。

                                             海外水ビジネス研究会   共同代表 山村尊房  共同代表 工藤克典

■提言の内容について
海外水ビジネス研究会では、海外における水ビジネスの市場動向の変化に注目し、将来を見据えて現時点で目標を明確化し、日本の水ビジネス関連企業の取組みを活性化することを目的として提言をまとめました。
提言は、@基本的発想の転換、A資金調達の見直し改革、B公民連携の推進、C貿易・海外投資・金融情報理解の体系化、D有望技術の精査普及、E評価判断基準の違いの認識、Fその他(様々な機会の活用)から構成されています。

提言報告会(2019.07.27)の内容は、雑誌・水道公論に掲載されました(2019年10月〜2020年1月)


■提言報告会プログラム

開催日時:2019年7月27日(土) 13時30分〜16時30分

会場:東洋大学白山キャンパス内1号館1階 「1101教室」

テーマ: 地方創生に関わるグローバル戦略について
     −−海外における水ビジネス研究を中心として――
(敬称略)
開会:13:30
開会の辞 
東洋大学大学院経営学研究科客員教授            石井 晴夫
東洋大学現代社会総合研究所「地方創生に関わるグローバル戦略研究会」主査

Part 1: 13:40〜14:25
海外水ビジネス研究会の提言及び活動について       W&E研究所   山村尊房
報告1 海外水ビジネスのストラクチャーモデルのその後 
                      貿易投資金融アドバイザー   工藤克典
報告2 水道法の改正と残念なマスコミ報道 
                     グローバルウォータ・ジャパン  吉村和就
休憩(5分間) 

Part 2: 14:30〜15:25
報告3 アジアでの水PPPビジネス・モデルと法律そしてポスト・モダン経営論 
                   元立命館アジア太平洋大学教授  鈴木康二
報告4 海水淡水化技術(海外水ビジネス事例) 
                             (株)日立製作所 奥野 裕
報告5 海外水ビジネスにおける競合の検討 
                    水道技術経営パートナーズ(株) 山口岳夫
                       (株)ギエモンプロ 森本達男(発表者)
休憩(5分間) 

Part 3: 15:35〜16:30
提言とパネルディスカッション:「海外水ビジネスを考える」
                        司会:水道公論編集担当 名取大輔

   パネリスト:発表者(6名) 及び研究会特別参加者(飯嶋宣雄、宇野 安) 

閉会16:30



おしらせ
海外水ビジネス研究会では、雑誌・水道公論に「シリーズ・海外水ビジネスの要点を探る」及び「海外水ビジネスの眼」を連載中です(2019年1月〜)。
                                               
中間報告会(2018年6月30日開催)のプログラムは下記からご覧いただけます。
Goannai.pdf

3年目以降の活動

 上記の表題をクリックしてお進みください。

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